泥部集落 【廃村】【山形県上山市】
泥部集落
上山は廃校、廃墟の宝庫です。(?)
泥部集落に向かう前に通ったところでもう廃校発見しちゃいました。
事前情報全くなしでしたが、もう雰囲気でなんとなくわかっちゃうという(;´∀`)
ま、それは後から別に書くとします。
マップ見て初めて気づいたんですが、エコーラインに近いので、直線だと七ヶ宿より近いんですねぇ。
ここはやはり僻地らしく、かなり山の上にあります。
ダムって僻地にあるもんですが、ダムのさらに上ですからね。
しかし・・・意外に近くに住宅街がありますし、道路も未舗装路なんかじゃなくちゃんと舗装された立派な道で繋がってますので、そんなに驚愕ってほどではなかったです。
まず目に飛び込む立派な屋敷、蔵。
廃村っていうと崩れた建物が多くあるイメージですが、ここは・・・映画の撮影でも利用できるのでは?ってくらいとても見事な集落です。
平成5年に離村して、この碑を建てたんですね。
25年経過です。
元茅葺きであったであろう形状の屋根。
そしてどこの家にも上には家紋のようなものがあり、ものすごいゴージャスさです。
この養蜂の箱、ほかにも2個ほどありましたが、家の脇にあるこの箱は現役でした!
蜜蜂が何匹も正面の小さな穴から出入りしてました。
まぁ中には崩れた屋敷はあります。
しかし・・・
蛇口ひねったら水出ました(゚д゚)!
井戸水なんでしょうか??
サビ水なんかじゃなく、最初から綺麗な水が出てきました。
この家のところに来たら一匹のオオスズメバチが飛んでたので、そのデカさに危険を感じて、早々に別な家に行きました(;´∀`)
帝国軍人後援会??なんとも歴史あるプレート。
懐かしのスパイクタイヤ、そしてボウフラだらけの風呂桶。
いやー、こんな見事な廃村って・・・ほんともったいない!
綺麗な花なんか咲いてますしね。
上山市立宮生小学校泥部冬季分校がかつてあったようです。
冬季分校ですから雪深いんでしょうね・・・って地図の尺度を変えるとすぐスキー場ですから当然か。
1972年、昭和47年に閉校。
恐怖感のある荒廃した廃村ではなく、これほどまでに見事な廃村だったので、感嘆しました。
ちなみに、この集落からちょっとだけ下ったとこに一軒現役で住んでました。
だいぶ住宅街から離れ一軒だけ・・・(;´∀`)