ピラーの言いたい事言うぜ ~宮城の林道、廃校、へき地、廃墟巡り~

宮城を中心とした林道とか廃校とかへき地とか駅とか廃墟とか巡るブログ

へき地等級とは

まず初めに僻地、へき地等級とは何か、です。
教職員とか公務員に対する「へき地手当」の額を定めるためにつけられる等級なんですね。

要は、ド田舎ほど多く貰わないと割りに合わねーよ(#゚Д゚)ゴルァ!!
って事です。
手当が無かったら同じ公務員でも不公平が出ちゃいますからね。


実際に走ってみると分校の遠さ、不便さは凄くよくわかります。

駅、バス停、病院、郵便局、スーパー、自治体中心部までの距離を、総合的に判断して、6段階で決まります。
最高が5級、4、3、2、1、準級、となります。
特地ってのは何もつきません(;´Д`)

ちなみに離島は当然不便なんで、最高の5級がつきやすいようです。

ですから、離島以外で5級はハンパない険しさの道のりって事です。

ちなみに現役で5級なのは、

北海道新得町富村牛小中学校、

青森県佐井村牛滝の牛滝小中学校、

熊本県泉村樅木の泉第八小学校

の3校(小中くっついてるので5校)のみです。
つまり、北海道、本州、九州に1つずつ。

マップで見てみて下さいよ、エグイ場所にありますから。
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公共交通も隣町にも無くて、隣町の隣町にやっとあるとかね(´;ω;`)
陸路が半島の縁に沿っているので、めちゃくちゃ距離あります。
牛滝はむしろ船が主な手段なようです。


林道走ってると、なぜここに居を構えようと思ったんだろう・・・?と思う事がありますね。
たいていは仕事の為、または昔栄えてたので、そのままって感じなんでしょうけど。
戦後の開拓民ってのが結構多いかもしれません。


ちなみに小笠原諸島とか5級でも足らんよね。
週一しか船出ないとか(´・ω・`)
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